TOEIC900点にサラリーマンがチャレンジすべき理由
TOEIC900点にサラリーマンがチャレンジすべき理由
TOEIC900点が錯覚資格であるという話をツイッター界隈で最近よく目にします。
要するに「TOEIC900点は、そこまで英語が出来るわけではないけれど、取るのは難しくない割に、とっても評価されるのでお得ですよ」という話です。
TOEICスコアは本当の英語力と関係ないから意味ないよっていう意見は半分賛成で半分反対です。
— ヒロキ🍀 (@hirokionline) 2019年9月1日
センター試験の現代文とその人の持つ言葉の力は関係ないけどそれで学校が決まるならごちゃごちゃ言わずに勉強しますよね。
TOEICはパスポートみたいなもので、いろんな説明を省ける意味はあると思います。
私の意見は半分賛成、半分反対なのでその辺を掘り下げていきます。
TOEIC900点はそこまで英語ができるわけではない?
TOEIC900点は受験者の3%と言われています。800点以上が12%
— ヒロキ🍀 (@hirokionline) 2019年9月1日
10年以上大手日系メーカー(3社)で海外ビジネスやってきましたけど、その環境でもこのくらいの割合です。
1部署30人として900点ひとり、800点3人くらいです。
そう思うと900点は希少価値ありますよね。
頑張って取れるなら取るべし。
そもそも英語ができるって何を持っていえるのかあまりにも定義が曖昧ですよね。
相手の言うことがわかって、自分の言いたいことが言えたらもうそれはかなりレベル高いと思うのですが、ビジネスの世界でいうと、確かにTOEICの点数に関わらず英語のできる人、出来ない人がいます。
ですが、これは分解すると以下のようなことです。
①TOEIC900点 x 英語実務経験あり(デキル)
②TOEIC900点 x 英語実務経験なし(微妙)
③TOEIC800点 x 英語実務経験あり(そこそこ)
④TOEIC800点 x 英語実務経験なし(イマイチ)
私が③でして、そのポジションからみると②の人たちが「思ってるよりも英語出来ないね」という評価をされてしまう理由です。
③の人は日常的にビジネスの世界で英語を使っていますので、流暢とは言わないまでも、外国人と英語で会議をしたり、文書をスラスラと書いたりは出来ます。
一方で②の人の中にはTOEIC試験にないスピーキングの領域で苦戦する人がいます。
例えば全く実務経験なしの状況で、「英語できるんだろ? ちょっと通訳やってよ」みたいなノリで会議にでると悲惨なことになります。
専門用語や前後の関係を知らないと日本語でも理解できない話を、英語から日本語、日本語から英語にすることを求められます。
③の人はなんとなくでもそれができるので、TOEIC900点なら実務経験なくても、機械的な通訳部分くらいいけるだろうと丸投げしがちです。
結果、②の人はTOEIC900点にも関わらず英語力微妙という評価を受けてしまうのです。
そういう意味では、実際に英語を使う現場に立ったことがあるTOEIC900点と、単にTOEIC猛勉強してTOEICの達人みたいなことになった900点ホルダーは確かにその本当の英語力には差があります。
TOEIC900点は錯覚資格としてとっておいた方がいい?
TOEIC900点というのが「錯覚資格」と言われるのは、上述の通り、900点ホルダーよりも800点の実務経験者の方が実戦で使える英語力があるケースがあるからです。
またその他の英語試験よりも比較的取得が容易なのに対して、評価が高いというのがあります。
例えば英検1級はとTOEIC900点が同じレベルと言われることがありますが、これはとんでもない違いです。
英検1級はTOEIC960点くらいです。
「え? 何が違うの?」と感じた方もいらっしゃると思いますが、TOEICは860点を超えたあたりから、30点刻みくらいで確実にレベルに差が生まれます。
そしてTOEIC890点とTOEIC900点がものすごく大きな境目なので、キリ良いのもありますが、TOEIC900点が英語資格のトップレベルとみなされる理由でもあります。
ですが、その後、TOEIC930点、TOEIC960点、TOEIC990点とそれぞれ次元が違うほどにレベルが上がります。
ですから英検1級はTOEIC960点くらいいかないと無理で、英検準1級でも930点くらいのはずです。
なのでTOEIC900点で、英検1級くらいに評価してもらえるなら、それは大いに下駄を履かせてもらえるので、難易度からすると「錯覚資格」と言われる理由も納得です。
その理由からほかのもっと本質的な英語資格であるTOEFLとかIELTSで高得点を取得しても、聞いた人のリテラシーの問題でイマイチ英語力が伝わらないので、TOEIC900点は取る価値ありです。
TOEICスコアは本当の英語力と関係ないから意味ないよっていう意見は半分賛成で半分反対です。
— ヒロキ🍀 (@hirokionline) 2019年9月1日
センター試験の現代文とその人の持つ言葉の力は関係ないけどそれで学校が決まるならごちゃごちゃ言わずに勉強しますよね。
TOEICはパスポートみたいなもので、いろんな説明を省ける意味はあると思います。
私がTOEIC900点にチャレンジする理由
英語の実務経験が10年以上ある私は3ヶ月の集中勉強でTOEIC900点を取る目標をたてました。
今日から9月なのでここから3ヶ月猛勉強して12月に試験を受けます。
ちなみに私は今年の4月に受けて830点でしたが、新形式になる2016年以前には890点までいったことがあります。
過去にTOEIC890点とっててTOEIC900点越えが目標なんて、ハードル低すぎない? っていう人いますけど、そんな簡単じゃないんですよ。
— ヒロキ🍀 (@hirokionline) 2019年9月1日
890点がとか885点とかで何年も何回も苦しんでいる人がたくさん存在するんです。
私は600点から800点と同じくらい890点から900点の壁は大きいと思っています🌼
TOEICにガチチャレンジしている人ならかなりの人が同意してくださると思うのですが、TOEIC800点後半を取ってから、900点がなかなか取れないと苦しんでいらっしゃる方が多いです。
本当に何度も何度も890点とか885点とか取っています。
しかもサボらずにめちゃめちゃ勉強されています。
これはTOEIC900点の壁を越えるには、TOEIC700点から895点までにレベルアップしたのと同じ勉強方法ではダメだというこです。
TOEIC900点を越えるためのもう一段階踏み込んだ勉強の工夫が必要ということで、いろいろ試してどんな人でも再現差異のあるTOEIC900点突破メソッドをつくりたいのです。
私がTOEIC800点を超えたのが2006年のことで、それから10年以上ずっと超えられなかった壁です。
途中何度も本気でチャレンジしましたが、失敗してきました。
今こそ自分を変えたい、新しい景色をみたいのです。
TOEIC900点まとめブログ
サラリーマンならTOEIC900点は取って損はない称号です。
外資系金融マンとかなら、やっとスタートラインですが、そんな人は私のブログなど見ていないので、私と同じように800点前後から伸び悩んでいる人に、勇気と実行方法を伝えて役に立ちたいです。
実際に900点突破できる目処など立っておらず、こうして宣言するのは怖いのですが、誰も自分のことなんて気にしてないし、こうしたブログやツイッターの力を借りて、自分を追い込むのも一つの工夫です。
一緒に頑張りましょう!