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サラリーマンのキャリア戦略

コミュニケーションの上手い人が使う「時間制限法」

コミュニケーションの上手い人が使う「時間制限法」

 

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職場では新入社員が入ってきたり、異動や昇進でまた新しい人たちと働く環境が出来ていている時期ですね。

 

こんなときに改めて思うのが、コミュニケーションの上手い人と、下手な人っているなぁということです。

 

根っからの明るい性格とか、人に好かれる才能のある人は別として、シンプルに仕事をする上でのスマートなコミュニケーションのできる人ってカッコいいですね。

 

今回はそんな人が使っている「時間制限法」というスキルを紹介します。

 

コミュニケーションは得意ですか? 苦手ですか?

 

コミュニケーションは仕事場で求められるスキルでも、いつの時代も上位にあがる重要なスキルです。

 

でも同時にいつも難しいこととして、考えられているのも事実です。

 

逆に「自分はコミュニケーション力があります!」なんて言っちゃう人ほど、とんでもなく自己中心的で、ナルシストなケースも多くて困ります。

 

そんなこともあり、なかなかコミュニケーションが得意と言い切れる人は少ないようです。

 

英語やパソコンなどに比べて、どういう状態がスキルが高いと言えるのか、はっきりしていないのが難しさをさらに強めている理由です。

 

どうすればコミュニケーション力が上がるか知りたくありませんか?

 

どんな職業の人でも、きっとまったく他人と関わらないというのは難しいことで、ほとんどの人が誰かに関係しながらお仕事をしています。

 

ですからコミュニケーション力を上げたいという気持ちは、英語力をあげたい、パソコンスキルを高めたいという気持ち以上に万人に通じるものです。

 

仕事に限らず、家庭やプライベートでもきっと必要になる場面があります。

 

楽しいコミュニケーションと疲れるコミュニケーションがある

 

コミュニケーションコストという言葉があります。

 

コストというと多くがお金のことをイメージしがちですが、労力という考えで換算することもあります。

 

コミュニケーションは楽しいものでもあり、疲れるものでもあります。

 

考えなければいけないのは

「あなたにとって楽しいコミュニケーションは相手にとってもそうですか?」

ということです。

 

相手にとって楽しそうなコミュニケーションで、自分にとって楽しくないコミュニケーションはよく感じることなのでいうまでもありません。

 

あなたがそうなっていないかという想像力を働かせましょう。

 

仕事で発生する「必要不可欠なコミュニケーション」は、多くの場合、どちらかにとって疲れることがあります。

 

そんなコミュニケーションコストを解消するのが「時間制限法」です。

 

コミュニケーションの上手い人が使う時間制限法とは?

 

コミュニケーションには時間がかかります。

 

短ければ短い程よいコミュニケーションと、たくさんあればあるほど良いコミュニケーションがあり、お互いの思いがひとつであればよいのですが、なかなかそうはいきません。

 

手短に済ませて欲しい人と、じっくりと話し合いたい人が、せーので話し始めるとお互いに不幸になります。

 

そんなとき話し始めるときに「今から3分で話します」と時間を決めて宣言するのです。

 

相手に「何分時間ありますか?」と聞くのではなく、あくまでも主導権は自分です。

 

私はあなたの3分を使うけれども、確実にその3分に見合うだけの価値を提供しますよという本気の宣言です。

 

これは相手にとって、かかる時間の目処が立つ安心感と、それを言い切れる責任感を見せられるため、話を聞く側の心理的ハードルを下げます。

 

なんだそんなことかと思っ方、出来ていますか?

 

逆に他人がそのようにしてくれたら嬉しくないですか?

 

なんだと思った人ほど、実際にはやってませんよね。今すぐやったほうがいいです。

 

時間制限法は相手の時間を奪わないだけではない!

 

そしてこの時間制限法はもう一つ続きの話があります。

 

早く終わらせたい話だけでなく、じっくり話したいときでも、最初はこのやり方をするのです。

 

面倒な仕事を頼む話なら短いほうがいいですが、相手のことを大尊敬する後輩が褒めちぎっていた話なら長く聞きたいはずです。

 

嫌いな人からの話ならすぐ終わらせて欲しいですが、好きな人との話は何時間でもしたいです。

 

モテる人は、男も女もこの「ちょっと話していなくなるスキル」が高いです。

 

モテるというのは異性としてというだけでなく、仕事で頼られるとか、同性の友達としても人気がある、信頼されているという意味もあります。

 

「今から3分いい? すぐ出ないといけないんだけど、あなたのことをとても素敵だと心から褒めていた人がいたから、その人の話をちょっとだけするね」と言われたら聞きますよね。

 

「1分後に新幹線に乗るんですけど、今伝えておかないと、おそらく先輩が困ることになるので、20秒で伝えますね」と言われたら聞きますよね。

 

「あなたと話していたら楽しくてもっといっしょにいたいんだけど、今日は1分だけ宴会に顔だして、すぐ帰ります」となると、ちょっと気になってしまいますよね。

 

時間制限法はあなたの時間価値をあげる!

 

時間制限法は相手の時間を無駄にしないだけでなく、あなたの時間は価値があり、貴重なものだという説明になります。

 

相手の時間を大切にするくらい、自分の時間も大切にしている人という説明をしています。

 

ですから周りの人もあなたの時間を軽視出来ません。

 

相手も手短に要点をまとめて話してきます。

 

そして「会いたい」言っています。

 

モテる人はガツガツ長時間に渡って話しこもうとしてくるたくさんの人にうんざりしています。

 

逆にそんな人がアッサリ短時間で目の前の人が帰ってしまうなんて新鮮です。

 

自分から会ってみようかなという気になることもあります。

 

まとめ

時間制限法は必ず話すあなたが主導権を握るコミュニケーションスキルです。

 

相手に主導権を与えてはいけません。

 

自分が責任を取るという強い覚悟と責任感に相手は信頼と魅力を感じるのです。

 

ダラダラコミュニケーションよりも難しいですが、時間制限法を試してみてください。

 

きっと世界が変わってくるはずです。

 

 

 

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