キングコング西野亮廣さんの近畿大学卒業式のスピーチのすごさ
キングコング西野亮廣さんの近畿大額卒業式のスピーチのすごさ
ホリエモンや又吉さんなど、毎年ゲストスピーカーの豪華さが目立つ近大の卒業式スピーチですが、今年はキングコングの西野亮廣さんでした。
このブログでも何度も書いていますが、私は西野さんのデビュー当時からのファンで、もちろんオンラインサロンに加入しており、かなり肯定派です。
それゆえこのスピーチに何かしら感想を述べるという場合、あまり批判的な思考にならないのですが、またひとつ学びがあったなという気づきを書いてみます。
西野亮廣さんの近畿大学の卒業式スピーチはそのまま広告になっている
もはやいうまでもなく、近畿大学の卒業式は文化祭以上の広告になっています。
入試シーズンを少し過ぎているのが、大学としては惜しいところですが、大学のブランディングという意味ではこの取り組みは大成功です。
かつては文化祭に超有名アーティストが来るからとか、箱根駅伝で強いからとかいう理由で大学の受験者数は伸びていました。
受験者数が伸びると、必然的に受験料が増えるので大学の収入が増えます。ホリエモンの卒業式スピーチの動画が、近大の収入につながっています。
ホリエモン、又吉さんと日本を代表するトップランナーが立つ舞台という年に一度、選ばれし者に許されるポジションとして、近大卒業式というのは登壇者のブランディングにも効果を発揮します。
今回、新作の絵本のリリースに合わせて、広告の本も出しているキンコン西野さんが登場したことは西野さんにとっても戦略的判断であったに違いありません。
近大の卒業式をどのタイミングで使うか。
芥川賞をとった又吉さんと違い、ホリエモンや西野さんはいつの卒業式でも出られる実力を持っています。
なぜ西野さんが今出てきたのか。
これを考えるだけで学びがあります。
キングコング西野亮廣さんが近畿大額卒業式スピーチでやったこと
キンコン西野さんというと、オンラインサロンやクラウドファンディングなど新しいビジネススタイルを成功させています。
大学を卒業し、これから社会に出る人たちにとってはこの辺りのお話はササりそうです。
どうすればこれからの時代に稼いでいけるのか、楽しく好きなことをやって生きていけるのか。
ホリエモンのメッセージも、過去や未来を気にせず今を生きろというものでした。
漫才やって、絵本書いて、Webサービスやって、いろいろ叩かれるけど頑張ろう！ という話をすることは確実でした。
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これまでの本にも書いてきていることです。
ですが今回のスピーチには、そうしたメッセージと共に、新作の宣伝もぶっ込んできたのです。
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西野さんのブログにスピーチ全文があります。
私が引用するより西野さんのブログを読まれたほうが絶対にいいのですが、とにかく挑戦してねというメッセージを新作絵本のメッセージと重ねて、おしゃれに伝えています。
おしゃれな話というのは人に言いたくなるのです。これぞ広告のお手本という感じですよね。
近畿大学の卒業式スピーチはキングコング西野亮廣で完成してしまった
近大卒業式スピーチというとホリエモンの動画が出回ったときにものすごく話題になりました。
内容が良すぎたこともありますが、関西の中堅大学が攻めている感じが出たこともあります。
これが又吉さんで恒例行事としてやっていくものとして認識されました。
そして今回の西野さんのです。
今回の西野さんのスピーチはホリエモンや又吉さんのようにゲリラ感は少なく、シークレットゲストとはいえ、誰か来るだろうという感じでの登場でした。
こうなると来年はもはや成人式のように当たり前に誰か来ます。そしてホリエモンや西野さんのように社会に出ても頑張ってというメッセージを言います。
つまり西野さんが、近大卒業式スピーチの旬も、西野さんの旬も重ねて登場して、完璧なスピーチをしたことでもはや近大卒業式スピーチのブランディングはピークを迎えた訳です。
これからも継続してほしいのですが、今年の驚きを超えることは来年以降ないでしょう。
そういう時代の流れをピンポイントで捉えるすごさもキングコング西野さんのなしえる技です。
オンラインサロンでは、さらにこのスピーチの裏側を細かく教えてくれているので、サロンメンバーは二度と美味しいスピーチとなっています。
キングコング西野亮廣さんの近畿大学卒業式スピーチで語られなかった『ほんやのポンチョ』
キングコング西野さんの最新作は前述のチックタックになるのですが、もうすぐ魔法のコンパスの文庫版もでます。
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でもね、うちの子の超お気に入りの『ほんやのポンチョ』の宣伝もやってほしいのです。
もうすぐプペルは映画になるので、子供たちも楽しみにしています。
そして子供の質問は「ポンチョの映画は？」なのです。
ポンチョとチックタックが話の中で繋がっていることは知っていますよ。もちろん知っています。
でももっとポンチョも押してほしいんですよね。ポンチョ。ポンチョ。
ポンチョすごい人気なんですから。子供から。子供が「しるし本」作ってるんですから。
ここはマジでおなしゃす！ ©️カジサック
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まとめ 西野亮廣近畿大学卒業式スピーチのブログ
今年の卒業生が社会人となって全国に飛び散り、まだこのスピーチの話題がホットなうちに職場で西野さんの話をします。
そしてまもなくプペルの映画が公開となり、人が人をよんでいくという仕組みです。
こうして全ての人をつなげ、伝え、巻き込むチカラ。
これらは新社会人となる卒業生だけでなく、全ての人にとって学びになります。
今日のオンラインサロンの投稿も楽しみしかない！
おわり
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