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サラリーマンのキャリア戦略

『転職の思考法』は役に立つビジネス書

『転職の思考法』は役に立つビジネス書

 


このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

 

毎日もりもりと通勤電車で読書をしておりまして、年間200冊くらいは余裕で読むのですが、とはいえ雑誌感覚で気になるとこだけ飛ばし読みみたいな感じです。

 

どっぷりと引き込まれて隅々まで読み込む本なんて月に2〜3冊しかありません。

 

そんな中でこれは久しぶりに何回でも読み返したいなというくらい自分の心を持っていかれた本が『転職の思考法』です。

 

北野唯我さんという名前も顔もオットコマエの若い実業家の方なのですが、こんなにすごい人がこの人材業界からドカンと出てきたのは1つの時間だとさえ感じます。

 

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『転職の思考法』はとてつもなく読みやすい

 

物語形式で書かれたビジネス書ってあるころからめっちゃ流行ってきているのですが、私はあまり好きではありません。

 

著者のエゴの部分でなんとなく文学的な要素を挟み込んで来たり、カタイ文章より分かりやすいでしょ? という押し付けを感じるからです。

 

そんなウザい感じをこの『転職の思考法』では全く感じませんでした。

 

読み始めは「この物語パターンはサーっと読み飛ばして、太字だけ読もっかなー」というノリでしたが、全文完全に読みました。

 

これは本当に出版社の人含めて丁寧に作り込んだ本なんだなというのがよく分かって、本気度を感じました。

 

読みやすいからといって内容が薄いわけでもなく、意味のない章でカサマシもなく、信頼できる作りです。

 

『転職の思考法』の内容は核心をついた本質的なもの

 

ビジネス書って、多くは原理原則として知っていることを書いてますよね。

 

「行動しろ」

「計画を立てろ」

「人に会え」

「信頼を優先しろ」

「健康に気遣え」

「今を楽しめ」

 

とかなんとかのたぐいです。

 

分かっていることなんだけど、メンターとなり得る人に背中を押して欲しい気持ちでビジネス書を読むわけです。

 

ずーっと背中を押して欲しがるタイプの人間は、私のように永遠にビジネス書を読み続ける訳です。

 

それでいうと『転職の思考法』に関してはそうした一歩踏み出す勇気を与える系のビジネス書の要素はありつつも、本質は「思考法」なので、一味違います。

 

転職せよという煽りではなく、転職できる人になるための「思考」の話なので、行動を促すものの、闇雲に動くことは許しません。

 

考えて考えて考え抜いて行動すること、考えすぎて行動をやめないこと、さまざまな心の浮き沈みをきちんとフォローしながら、正しい思考法が身につくように優しくガイドしてくれます。

 

『転職の思考法』は令和時代のサラリーマンバイブル

 

私はこれまで2回転職をして、現在3社目です。

 

ですが実際は現職に留まっただけで、実質転職活動としてはもう1回、合計3回のしています。

 

新卒の就活から考えますと4回就職活動したことになります。

 

15年の社会人経験で4回ですから、おおよそ4〜5年毎には転職しようという考えを持って働いてきたことになります。

 

振り返れば最初の仕事をずっーと続けていた方が良かった側面もないとは言えなさそうですが、この時代において、きちんとマーケットに出て、自分を売り物にして、自分の市場価値を正しく体感してきたことは意味があったと確信しています。

 

『転職の思考法』はまずもって、今まで転職どころか、転職活動さえしたことがない人にまず読んでいただきたい本です。

 

年齢を問わずきっと響くものがあるはずで、でも感化されすぎて、洗脳されて、すぐに今の会社辞めちゃうとかもないです。

 

きちんと考えてキャリア形成するべきという真っ当な話を丁寧に書いてくれている本です。

 

若手の育成研修に使います

 

私は企業で働き方改革を推進していますが、この北野唯我さんの『転職の思考法』はこれからの育成研修に使わせていただきます。

 

組織に残って欲しい人たちに「転職できる力をつけよう」というと驚かれるかもしれませんが、自分自身、そういう人で形成された組織でないと戦えないという考えだからです。

 

自分の決断で加わった組織の中で、縁あってたまに仲間となった人たちと一緒に成長して、一緒に戦って、勝っていけたら最高だし、ときにら成長した仲間が卒業して、新しいチャレンジを出来るとなったら、それもまた望外の喜びです。

 

まとめ

 

『転職の思考法』は今の社会で求められていた1つの普遍的な答えを強く優しく発信してくれた子供にも読んで欲しい国民の教科書です。

 

きっとこれからもたくさんの人を救う本になるでしょう。

 

ぜひ読んでみてください。

 

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