新入社員が読むべきおススメ本10冊 (ホリエモンからドラッカーまで)
新入社員が読むべきおススメ本10冊 (ホリエモンからドラッカーまで)
新入社員に限らず新社会人、新天地でのお仕事のスタートを切られる皆様、おめでとうございます。
ライバルに差をつけたい、早く仕事に慣れたい、先輩に追いつき追い越したいと胸踊るお気持ちかと思います。
これまで年間200冊のビジネス書を15年間読んできて、新入社員の指導も毎年やっている私が、直属の新人にもオススメしている本を10冊ご紹介していきます。
岩瀬大輔 『入社1年目の教科書』
価格:1,543円 |
並み居る強豪を抑えてのトップは岩瀬大輔さんの『入社1年目の教科書』です。
岩瀬さんの講演会をなんども聞いていますが、あまりにもステキな方で、私はライフネット生命の株を買いました(笑)
帰国子女で東大在学中の司法試験合格とか、ハーバード優秀卒業生とか、インテリな部分を全く出さずに、泥臭くベンチャー企業を作りあげた地道な努力の人です。
この本にはとても基本的なことだけど、出来ていない人が多いことが丁寧に書かれています。
一つ一つ実践していくことで、入社1年目の社員なら圧倒的な信頼を獲得できることでしょう。
スティーブン R コヴィー 『7つの習慣』
完訳7つの習慣 人格主義の回復 [ スティーヴン・R.コヴィー ] 価格:2,376円 |
こちらと次のドラッカーは古典の名著で、新社会人の教本みたいなものです。
ほとんどの社会人が読んでいるであろう本なので、早いうちに読んでいて損はないです。おそらくいつか読むことになります。
サラッと読み終わって満足しないで、書いてある7つの習慣を頭にしっかりと叩き込んで日々の行動に落とし込んでいく必要があります。
やや古い日本語訳なのか、若い人には読みにくい場合もありますので、最初は漫画版でも良いでしょう。
ピーター ドラッカー 『マネジメント』
マネジメント 基本と原則 [ ピーター・ファーディナンド・ドラッカー ] 価格:2,160円 |
こちらも基本中の基本です。基本だからこそ新社会人のスタート時点で読み込んでいたら立派なものです。
なかなか難解で読みにくいのですが、後半になるにつれ読みやすく、分かりやすくなっていきますので、最初で挫折しないでください。
挫折しそうになったら、あるとき大ブームとなった『もしドラ』を読んでください。
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら』という岩崎夏海さんの名著です。
物語になっていますので読みやすいです。でも『もしドラ』を読んだらドラッカーを読んだことになるわけでは無いので、そのあとドラッカーの『マネジメント』も読んでください。
大前研一 『企業参謀』
価格:2,160円 |
仕事をするにあたり、いろんな職種がありますが、共通する重要なスキルに戦略的思考というものがあります。
自分の頭で考えるということです。
大前研一さんは昔から日本人に厳しくも優しいメッセージを送り続けている人です。
この『企業参謀』もかなり古い本ですが内容は色あせず今なおビジネスマンの基本としてよく読まれています。
文庫本でも出ていますので、読みやすい方でお手にとってみてはいかがでしょうか。
稲盛和夫 『生き方』
価格:1,836円 |
京セラを作り、JALを再生したプロ経営者です。経営者とはいえドライな冷徹な金の亡者みたいなゲスい部分がカケラもない神のような、仏のような神々しいまでの人格者です。
この方の一言一言の説得力たるや、他の誰が放つ同じ言葉よりも重く深く温かいものです。
たくさんの本がありますが、そのタイトルの通り『生き方』を選びました。
『生き方』というタイトルですが、働くということについて渾身のアツイメッセージを書き綴ってくれています。
本ってこういう会えない人、世代の違う人の言葉に触れられるホントにいいもんだなって思わせてくれる一冊です。
永守重信 『人を動かすひとになれ!』
価格:1,439円 |
いろんな経営者がいますが、この人のパッションというか、エネルギーというか、怪物ぶりは圧倒されます。
本当に真剣に仕事に打ち込む人ってこうなんだなっていうのが詰まっている本です。
贅沢せず、サボらず、一生懸命に働くということを実行し続けている人です。
こんなパワフルなひとにはとてもなれないやと感じてしまいますが、こんな凄い人がいるということを分かって働くのと、そうでないのでは世界の見え方が変わってきます。
鬼の仕事男の力強い生き様を垣間見れる良書です。
堀江貴文 『多動力』
多動力 全産業の“タテの壁”が溶けたこの時代の必須スキル [ 堀江貴文 ] 価格:1,512円 |
すでに若い方なら読んでいる人も多いでしょうが、ホリエモンといえば『多動力』です。
オジサン世代には昔ちょっと派手な出方をしていたときの印象だけで毛嫌いしている人がいるホリエモンですが、本を読めばすぐわかる通りメチャメチャ真っ当な考えの人です。
そしてえげつないレベルの行動実践者です。
とにかくメッセージは「行動せよ」
この一点を伝えるために箕輪さんがここまで易しく編集してくださった『多動力』はもはや新入社員だけでなく、現代人全員の読むべき本です。
価格:1,512円 |
SHOWROOM前田さんの『人生の勝算』は、『メモの魔力』と迷いましたが、こちらにしました。
前田さんはDeNAからポンっと出てきたイケてるIT社長みたいに勘違いしている人もいるかもしれませんが、圧倒的な努力の怪物です。
『人生の勝算』には、えっ? こんな人だったの? とびっくりするエピソードが割とサクッと書いていて、前田さんの見方が変わると思います。
こんなに頑張る人ならそりゃここまでなるよな、もっとこれから突き抜けるよなって分かります。
こんな凄い人がこんなにも努力するんだから、自分だって少しくらいやらなきゃと正座したくなる本です。
西野亮廣 『革命のファンファーレ』
価格:1,500円 |
あえての9番目に西野さんの『革命のファンファーレ』を持ってきました(笑)
西野さんに傾倒しすぎているため、1番や10番に持ってきたいところですが、フラットに焦らず慌てず9番目の登場です。
『魔法のコンパス』『新世界』と合わせて読みたい『革命のファンファーレ』ですが、あまりの文体の読みやすさに一瞬ビジネス書であることを忘れます。
ビジネス書であることを忘れると、西野さんのエッセイになってしまい、読み物としてエンジョイして終わりです。
西野さんのビジネス書もメッセージは「行動せよ」なので、動き出さねば意味がありません。
読んで「あー、面白かった」で終わってはダメなのです。それは漫才でやってくれているので、「読んだら動く」ことを前提に読みましょう。
メンタリストDaiGo 『倒れない計画術』
倒れない計画術 まずは挫折・失敗・サボりを計画せよ! [ メンタリストDaiGo ] 価格:1,512円 |
ラストはメンタリストDaiGo さんの本です。この方のビジネス書は簡単に読めて、内容も優しく、実践しやすく、結果もでるという泣くほど嬉しいものばかりです。
こんなに効果のある方法を教えてくれる人は少ないです。
オリジナリティが凄いのと、出し惜しみしない強さですね。
心理学という領域は仕事だけでなく、幅広く使えるので、読んで損することはまずないです。
岩瀬さんの本と同じくまず最初に手にとっていい本です。
まとめ
新社会人の皆さんに向けて10冊の本をご紹介しました。
本を読む癖をつけること、それを毎日一つでも実践すること。
そして古典を読んであることを職場のオジサンにアピールすること。
なんならこの本を全て職場の自分の席に並べること。
これであなたのブランディングは最強です。
ぜひ楽しい読者ライフを!