ボーナス評価を上げるには? 年度末に知っておきたいこと
ボーナス評価を上げるには? 年度末に知っておきたいこと
次のボーナスは6月か7月でしょうか?
その査定は今年度末、3月の終わりという人も多いのではないでしょうか?
評価はもちろんその半期にどれだけ成果を出したかで測られるべきなのですが、やはり後半に目立った場合は印象に残りやすいです。
どうすれば評価を上げることができるのでしょう。
それは「期待値 VS メリット」の式で説明ができます。
仕事を期限通りに対応したではボーナスは増えない
仕事の基本を「言われた通りにやること」と考えている人は多いです。
事実、私が社会人になって驚いたことは、多くのビジネスマンはかなりの仕事を期限内に終わらせないのです。
何かしら理由をつけて出来なかった言い訳を必死でするのです。
本当にクズだなと思うのですが、慢性的になりすぎて感覚が麻痺しています。
なので、いつもきちんと期限までに仕事をする人を、仕事ができる人とみている節もあります。
でもそれでは査定があがることはありません。
結果として減点はされませんが、評価者からみれば普通にやるべきことをやっただけです。
仕事は期待値を超えていかないと印象に残らない
野球でいう3割バッターとホームランバッターの理論なのですが、毎日堅実に一定のパフォーマンスを出せるのが3割バッターです。
一方でここぞというときに大活躍するのがホームランバッターです。
サラリーマンなら目指す姿は3割バッターなのですが、こと評価の印象に残るという点ではホームランも意識したいところです。
日常的にずっとホームラン狙いだとかなりの確率で空振りもするので厳しいです。
やはり2月3月、8月9月あたりにホームランを狙いに行くのが良いでしょう。
ぶっちゃけ評価者もどうしていいかわからない
正直、人が人を評価するなんてフェアには出来ないんですね。
でもだからといって単に仲良しのグループにいるかどうかで評価するようではプロ失格です。
そうなると基本は3割キープしつつ、期末に一発ホームラン打ってくれるとやりやすいのです。
そのホームランというのは高額商談を契約したとか、社長表彰とったとか派手なものでなくてもいいのです。
評価者が期待していたものよりも、メリットがあればいいのです。
期待を超える仕事とは?
よく仕事は期待された以上のことをやりましょうなどといいます。
ですがそれってどうなれば期待値を超えたのかなんて分からないですよね。
例えば来週までにやってとお願いされたことを今週仕上げたとしたら、やったほうはめちゃ頑張ったから評価してほしいですよね。
でも頼んだほうは別に来週でよかったのに、暇なんかな? という感じ方の場合もあります。
このデータまとめてという依頼に細かく分析を入れて、カラフルな見やすい資料を作ったら、それはそれは褒められると思いますよね。
でもそれが単にその人の手持ち資料で概要がわかれば十分ということもあります。
ですから期待値を超えるというのは思い込みで間違ったエネルギー投下するということではなくて、正確に期待値を把握した上で出来る芸当なのです。
期待値を超えるには、相手にメリットを与える
期待を超えるというと自分の理解した以上のクオリティで応えるという感じですが、相手はそんな過剰品質いりませんねんというミスマッチもありえます。
なので常に意識すべきは相手のメリットです。
自分の理解した期待値よりもプラスアルファのなにかをしようとしたなら、それが相手のどんなメリットになるかを考えるのです。
直接聞いてもよいでしょう。
そうすることで、期待値に対してあなたのパフォーマンスが上回り、評価があがることになります。
常に期待値を超えてくる人は実は評価を上げにくい
毎日毎日相手の期待値を越えようとするのは、意識としては素晴らしいしそんな人を私は尊敬します。大好きです。
ですが評価の対象になるかというと難しいです。評価のスタンダードがあがっているからです。
のびたの50点と出木杉くんの80点の理論です。
結果の出ていないほうが、よくやったように見えることがあるのです。
サボれという訳ではありませんが、今自分は3割打ってますよ、今自分はホームラン打ちましたよとはっきり説明できるパフォーマンスをするのが評価をあげられる器用な人材です。
まとめ
期末は明らかにこれが当たればホームランという仕事を意識しましょう。
そしてそれが評価者にとって、ほかの3割ヒットとはレベルの違うホームラン級のメリットを感じるものである必要があります。
ボーナスを上げるには、あなたの仕事の結果だけでなく、評価者の嬉しさを演出するのがコツです。
もしも納得いかない評価を受けたときに「アレがあったのにこの評価ですか?」と堂々と交渉カードを切り返せるように、代表作といえるようなホームランを記録しておくのです。
いつも全力を出しすぎて疲れてしまうよりも、シーズン終盤で急にホームラン連発して来季に契約繋がる助っ人外国人のような自由な仕事ぶりを身につけましょう。
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