仕事で失敗して責められる人、逆に評価される人
仕事で失敗して責められる人、逆に評価される人
あ〜、今日も失敗して上司に叱られちゃったなぁってことありますよね。
こんなんじゃ信頼もされないし、また評価も下がってしまって困ったあなぁと悩んでしまうでしょう。
一方で自分よりなかなかの思い切った大失敗をしてしまっている同僚がいて、でもなぜか失敗を追求されるどころか、チャレンジを評価される人っています。
この違いってなんなんだろう? って不満に感じたことありませんか。
それは内容よりも「在り方」の違いなんです。
失敗しても許される人はサボってない
失敗にも種類があって、単にサボってミスしたなら話になりません。防げることをしなかったのなら怠慢です。
ボコボコにされても文句言えません。(本当にボコボコにされたらすぐに文句いいましょう)
これに対してハードル高めのチャレンジをやって全力で立ち向かったけど結果が出なかったパターンがあります。
結局は結果が出てないので、ドライにビジネスの世界で評価すると目標未達成なのですが、その姿勢を否定するのはマネジメントとしてもどうかということになります。
つまりそこまでのファイティングポーズがとれる社員なら次の試合ではKO勝ちしてくれるだろうという期待を持てるからです。
サボった失敗と全力投球の失敗は分けないといけません。
失敗しても責任を引き受けた人は責められない
同じ失敗をしたとして、その後の後始末でも大きく評価は変わります。
なぜ出来なかったのかを必死で言い訳する人がいます。
どうしても他人や環境の責任にしないと気が済まない人です。
反対にどう考えてもこの人が悪い訳ではないのに、それも含めて自分の力が足りなかったと言い切る人がいます。
失敗した事実を時間を戻して変えることは出来ませんが、失敗した事実をいかして未来を変えることは出来ます。
この失敗から未来を変えてくれそうな人なら責められません。
この失敗から未来また同じことするだろうなという人は責められます。
人の「在り方」というのはこういう追い込まれたときにはっきりと見えます。
現実はその人のキャラクターに左右される
ぶっちゃけリアルの世界では、やっぱり失敗は失敗なので、問題なしってわけにはいきません。
そんなときに最後に関係してくるのはやはりキャラクターです。
常に必要以上に明るい、笑顔、楽しい、元気な人っていますよね。うるさいけど羨ましいと感じるあんな人です。
誰しも1人くらいは顔が浮かぶものです。
搭載されているエンジンが違うので、普通車の我々から見ると、F-1カーみたいなものです。初速から全く別物です。
芸人のアンタッチャブルさんたちみたいな人です。とにかく1人いるだけで周りが何人いようが全ての人をニコニコさせてしまうキャラクターです。
あんな人はどんなに失敗しても「あちゃー、やっちゃたよー、助けて〜」って言ったらみんな集まってきます。
失敗の大小に関わらずです。それだけキャラクターの仕上がっている人は、そのキャラクターであることが価値であり、組織に貢献するのです。
おそらくスーパーカーのエンジンを搭載していない人がほとんどなので、キャラクターで勝てない人と自分をくらべて落ち込むのはやめましょう。
あくまでも自分と約束した全力を尽くしたかという比較で仕事の自己評価をしましょう。
まとめ
仕事で失敗が多く責められがちな人は、まずは失敗の内容を整理してみましょう。
そしてサボっているのが原因なら改めましょう。
全力投球で失敗してるなら、見せ方は工夫しましょう。必死のアピールは不細工ですが、失敗の中にもうまくいったプロセスがあるはずです。
人の「在り方」というのは評価をひっくり返すほどの威力のあるものです。
言い訳をしないだけで、かなり違った景色を見ることができるものです。
あなたの頑張りを確かな評価に繋げてください!
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