パワハラ適応障害による休職体験ブログ
パワハラ適応障害による休職体験ブログ
(パワハラ適応障害で2ヶ月休職したパパの復職までの実話です)
7月
転職して新しい職場に出社した私は
海外ビジネスとマネジメント経験をいかして
海外駐在にチャレンジするぞと
意気込んでいました
面接でも
「すぐにでも海外駐在できる人材をさがしている」
「是非ともウチにやってきてほしい」
ということで
こちらの希望とぴったりマッチする求人でした
ところが実際に入社して配属された先は
国内ビジネスの一般担当業務
それも入社3年目の若手社員が
海外駐在するのでそのリプレイス
というポジション
まぁ最初は勉強だから仕方ないか
と折り合いをつけながら
ひとつひとつ仕事を覚えていく日々でした
新しい職場には新しい文化があります
そこのルールに従わなければ
やりたいことなど言い出せるわけもありません
これまでにも転職経験があり
まわりにも転職者が多数いる職場です
比較的早い段階で
なじめるものだと過信していました
新しい職場はこんなはずじゃなかった!の連続
実際に仕事を始めてみると上司から
「なんやこれ」
「しらんぞ」
「勝手なことするな」
と軍隊ばりの右向け右の怒号の嵐
これまで自分がマネジメントを行う上で
もっともやってはいけないと
習ってきたやり方が
当たり前のように横行していました
何をやっても責められる
何もやり方を教われない
そんな日々にも関わらず
“これぞ転職者の宿命だ”
“この洗礼を乗り越えてこそ認められるんだ“
とさらに馬力を加えて
フルスロットルで仕事をやっていきました
たいした仕事もない時期から
1時間以上も早く出社して
やる気をアピール
突然呼ばれた泊りの出張にも
そのままついて行き
昼食の弁当を買いにいったり
飲めないのに宴会のはしごに付き合ったり
入社1ヶ月の頃にはすでに
緊張の糸が切れ始めていたのでしょう
週末は疲れきって寝込んでいました
そのころママはどうしてた??
私の張り切りすぎる性格を良く知る奥さんは
このころから心配していたといいます
いつも週末には私がこども二人を連れて
どこかへ遊びに出かけていたのですが
この頃はお願いする前から
奥さんが子どもを連れて出かけていって
私が一人で休めるように
気を遣ってくれていたのです
それでも私にとって
新しい仕事は刺激もあり
初めての仕事を学ぶ意欲もありました
社内外の人間関係が広がり
出来ることが増えていく喜びもありました
奥さんが心配してしていることなど
全く気がついていませんでした
まだ1ヶ月すぐに慣れるさと甘く考えていました
そんな感じで入社1ヶ月を
怒涛のごとく過ごしました
疲れはありましたが
翌月には慣れてくるだろうと
高をくくっていました
自分には実力があり
仕事の内容と関係者との
ネットワークさえ構築すれば
すぐに活躍できるだろうと
自分に言い聞かせていました
8月に入りそんな自信は
音を立ててつぶされていくのです
(つづく)