メンタル疾患で休職したら何するのか? パワハラ休職ブログ
メンタル疾患で休職したら何するのか? パワハラ休職ブログ
(パワハラ適応障害で2ヶ月休職したパパの復職までの実話です)
2月(転職8ヶ月目 休職1ヶ月目)
2ヶ月間の休職生活が始まりました
毎日ジムに行く
毎日図書館に行く
これで一日の時間が足りなくなると
思っていた自分を
タイムマシンで
殴りにいってやりたいです
どう考えても無理でした
ジムに8:00に到着
ランニング1時間
マシン1時間
たまにスイム
たまにサウナ
だらだらと風呂に入っても
11:00にはやることがなくなります
ジムにはたくさんテレビがあるので
平昌オリンピックについては
かなり詳しくなりました 笑)
ジムを出て
おにぎりを食べても
12:00までには図書館到着です
平日のジムも図書館も
おじいちゃんおばあちゃんばかりです
余裕の70歳オーバーで60代は若いほうです
30代の自分と
同じジムから
同じ図書館にいく
70歳オーバーのお年寄りたちもいます
引退してやることなかなってる人たちと
自分は同じ状況なんだと
とっても怖い気持ちになりました
TOEICの勉強をしようとしても
集中できて2時間くらいのものです
ウチに帰るのは17:30くらいが
ちょうどいい感じです
子どもが起きているうちに
パパが帰ることなんて
この10年で数回しかありませんでした
そのパパが
毎日早く帰ってくるのです
何かおかしいと
感づかれても仕方ありません
せめて17:00くらいまでは
時間をつぶさなければいけません
時間をつぶさないと
いろいろ考えてしまって
精神が落ち込んでしまう
という理由もあります
私が追加した活動とは
そこで頭を振り絞り
さらに活動の幅を広げました
まず証券会社の投資セミナーに行きました
無料で平日に毎日のように開催されています
ただここでも老人に囲まれての生活になります
次に転職エージェントにも行きました
これだけ時間があるのです
パワハラでメンタルを壊すくらいなら
新しい仕事を探すのも
ひとつだと真剣に活動しました
4社ほど面接も受けましたが
どれも条件が合いませんでした
本屋さんで新刊の読書もしました
蔦谷書店のような
おしゃれな薄暗い本屋なら
平日におじさんがいても
違和感ありません
片っ端から読書をしましたが
読書は隙間時間にやるから楽しいのです
きりがなくなってしまって続きません
意味のない
ウインドウショッピングもしました
使えるお金がないなかで
仕事もしてないのに
ほしいものが出てくる訳もありません
仕事を休んで確かに
元気にはなっていきましたが
同時になんとも言えない
気持ちも感じていました
休職して気づいたこと
休職して気がついたこと
それは毎日仕事に追われていた頃
仕事以外にいろいろやりたかったことが
あったはずなのに
いざ全て自由な世界に放り出されると
いろいろやってもそれでも時間が余る
それほどまでに私の生活は
仕事に支えられていたのです
仕事がなければこれをやりたい
という衝動に駆られるものを
もっていなかったのです
考えてこなかったのです
お金があれば
旅行したり習い事したり
スポーツをしたり観劇をしたり
やりたいことはたくさんあります
でもそれは余暇の時間であって
休日の過ごし方なのです
自分のすべての時間が自由になって
さてどうするか
それに迷うというのは
自分の人生を生きていない
ということだと分かりました
仕事は大変だ
自分はとても頑張っている
とえらそうにしてきました
でもそれはそういうために
利用してきたのかもしれません
いざ自分の生活の中心から
仕事がなくなったら
これといって何も準備していない
つまらない人生が待っていました
そのときママは
正直にいって
この休職期間の間
だんだんと
夫婦の関係性は変化していました
「病気のパパを支えるママ」
は
「だらだら生活しているパパが
どうするのか冷静にみているママ」
になっていました
ママにも少しずつ
ストレスがたまっていって
イライラが目に付くようになりました
私は洗濯、掃除、皿洗い、子どもの風呂など
家庭の中で出来ることを
どんどんやっていきましたので
褒められてもいいくらいと
思っていました
でもママの機嫌は悪くなるばかりでした
ママは私に対して
一時的にどうなるのかを
見ていたのではありませんでした
ヒマな時間で家事を手伝うことを
求めてなんかいませんでした
これからまだまだある長い人生を
パパがどう生きていくのかを
みたかったのです
それが見えてこない休職期間に対して
深刻に不安を感じていたのです
気がついたときには
会話も減り
お互いにピリピリした
関係になっていました
毎日一緒に過ごす時間が増えたのに
こんなことになるとはという気持ちでした
つづく
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