働き方改革をやり切るためのフォローアップの方法
働き方改革をやり切るためのフォローアップの方法
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働き方改革をやっているサラリーマンの実体験をメモしています。改善活動というのは家庭にも取り入れられる部分が多いのでぜひ参考になさって下さい。
今回はフォローアップです。
どんなに素晴らしい計画を立てられても、結局それを実行出来なければ何の意味もないわけで、働き方改革というのはまさしくそんなのの代表例みたいなとこがあります。
早く帰るとか有休取るとかではなくて、もっと本質的な利益を出しながら、変わるマインドを維持する、楽しむというところです。苦しみながら早く帰って、有休とれても赤字だったら長期的には働く人たちは幸せになれません。
取り組みの期間中にある程度のマインドチェンジには成功したので、何かが起こる、やれる、やりたいという気持ちの盛り上げは出来ました。で、誰がどうやるの? というときにピタリと思考停止、行動停止させないのが大事です。
働き方改革を確実にやりきるフォローアップアイディア事例
計画活動の期間内にそもそもフォローアップ活動の具体的なやり方の宣言もリーダーのミッションにはしていました。ただ残念ながらここはほとんど形になりませんでした。当初の活動計画で予定していた段階までどこもたどり着かなかったので、まずは目の前のことをやりきる、それから中長期のアクションプランをクリアにしていくというありがちなダラダラ感が出てきていました。
ここで私が気をつけたのは、頑張った結果として制度を求めて時間が足りなかったのか、最後の方は怠けてゆるゆるになってしまって、踏ん張り切らなかったのかというところの見極めです。私の見ている限りではどうやらテキトーにサボり出しているような感じでした。
そういうわけで、発表会の直後からゴリゴリに鬼のフォローアップをやり続けました。鉄は熱いうちに打てといわんばかりに、熱狂の発表会の余熱を冷ますかとやりました。
フォローアップの具体的なやり方
もともとフォローアップをやることを前提に発表会のデザインをしていたので、各発表者のスライドのフォーマットには今後のフォローアップという項目を設けてリーダーから自身の計画として発表してもらっていました。それらを集約して4グループのアクションを一枚のフォローアップシートにまとめて各アイテムを一元管理できるようにしました。
期待していた本音はリーダーから自主的に月次のフォロー進捗がシェアされることなのですが、当たり前のようにそんな出来事は起こらず、自分がけしかけてちょっとずつでも前に進めていくように促す必要がありました。ここは驚いてはいけないのですが、こんなにもやらないとは思わなかったくらいに、継続的な改善って進まないものですね。
そこはリーダーを詰めるだけでなく、事務局側の自分の手数の少なさを反省しなければなりません。逃げ道を無くすと同時にリーダーにとってもモチベーションを高められるなにかを考えなければ。ここは自分の本来の信念が、モチベーションってのは人にあげてもらうものではなくて、自分が気づいて磨き上げていくものという考えが邪魔しています。
それは当たり前のこととして、現実として目の前にある問題を解決するには、個性は出さずに客観に徹して確実に解決することを考えなければいけないのです。
まとめ
働き方改革というのは一時のプロジェクトで大幅な何か変革とはなり得ません。年単位で粘り強く、そして楽しくやり続けなければ成功しません。
そして事務局、リーダー、トップが不退転の覚悟で本気でやりきるというマインドシェアを何度も何度も行うことです。
とても原始的ですが、家庭でも夫婦が、親子が徹底的に本音でコミュニケーションを取るという基本的なことを「面倒臭がらない」というのがキーなのかなと感じています。
圧倒的な結果を残している人たちも、その才能もあるけど、やはり努力、そして面倒臭がらない真面目さが他と差を分ける唯一のポイントなのではないかと思います。
この先は働き方改革の中のもっと具体的なスキルアップなどについても書いていきたいと思います。
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