転職も昇進も上手くいく人の特徴
転職も昇進も上手くいく人の特徴
転職や昇進というときに必ずあるのが面接です。この面接に苦手意識のある人は多いのではないでしょうか?
多くの方が得意だとは言えないこの面接に強い人っていますよね。本当に羨ましいです。
こういうたまにいるすごい人の共通点を書いてみたいと思います。
転職、昇進が上手くいく人は自分の仕事を言語化できる
この「言語化」が今日のキーワードです。
言葉なんてみんな同じ日本語使ってるじなないかという話なのですが、なんとなく使っている人と、戦略的に使っている人には大きな差があります。
例えば「あなたのお仕事は?」と聞かれたときに「〇〇商事に勤めています」とか「営業です」という人がほとんどです。
これは所属している企業の名前や職種なので、あなたの自己紹介ではなくて、企業や企業があなたに命じている仕事の紹介になっています。
自分の仕事について、適切に言語化できる人は「私は日本の技術を海外に発信して、安全を届けています」という言葉を使うことが出来ます。
例として出したので、この人がええカッコしてるとかそういう内容のことはここでは気にしないでください。
企業名や職種を反射的に口走るような思考停止の人と違って、自分がどんな姿勢で仕事をしているのか語れるということに意味があるのです。
転職や昇進で上手くいく人はこうした「自分の言葉」を持っている特徴があります。
これはしっかり考えて準備していれば出来ることですね。
転職、昇進が上手くいくいく人は自分の価値を言語化できる
これは先ほどの仕事の言語化と似ていますがまた別です。
仕事はあくまで何をしているかであって、価値は何が出来るかです。
何をやっているかの説明は何かしらこじ付ければそれなりにカッコいいことは言えますが、あなたの価値となるとそうは行きません。
例えば日本の技術を海外に発信して、安全を届ける仕事をしているとして「自分の価値は一生懸命頑張るところです」となるとなんか怪しいですよね。
自己満足を押し付けてくるボ感じがプンプンします。価値とは相手に貢献できる価値でないといけません。
「外国の現地の文化を理解して、日本国内の関係者とも対話を重視して、お互いの想いを丁寧につなぐことができます」
と言うと一生懸命頑張っている人も、そんなもん俺やってそうやわとなりますが、この言葉を用意出来ていたかどうかの差は歴然としています。
仕事の言語化が出来るだけでなく、自分の価値まで言語化できるというのはその時点で思考の深さや仕事に対する責任感を相手に感じてもらうことが出来ます。
どうやって言語化すればいいの?
そうは言ってもコピーライターでもないし、なかなか自分にぴったりの言葉なんて思いつきませんよね。
無理やりひねり出してもなんだか違和感のある不自然な言葉にしかならなくて、そんなの堂々と言えません。
私も苦手で面接も落ちまくっていたのですが、ある工夫で一気に面接の通過率が上がりました。
それは、自分にしか話せない未来のことを具体的に言うことです。
あなたの仕事はなんですか?
に対して「〇〇会社の営業です」はあなたの同僚でも上司でもお子さんでも誰でも言えます。
具体的にしても「海外営業を10年、社内外の信頼関係構築が得意です」だと誰でも言えるし、確かめようがありません。
確かめられないことは怪しいことで、怪しいことをいう人は信頼しにくいです。
これを「次の10年も人間関係を大切にしていく海外営業です」とすると聞こえが変わります。
これまでを語るのか、これからを語るのかでその人の思考を知ることができます。
誰でも未来を見ている人と一緒に働きたいと思うものです。
未来を迎えにいく
さらにトドメを刺すには、未来に向かっていくのではなく、未来を迎えにいくという発想です。
「次の10年も人間関係を大切にする」人と、「10年後、みんなに今以上の人の温かさ届ける毎日を生きる」人だとワクワク感が違います。
未来を変えていく言葉は周りにもあなたにも勇気を与えます。
まとめ
転職、昇進、その他あらゆる場面で上手くいく人は思考パターンが違います。
私は何をやってきましたではなくて、何をやっていきたいかを伝える言葉を準備しています。
一度、紙に書き出すことから始めてみてはいかがでしょうか?
ご自身の市場価値を確認するためにまずは無料トライアルというのも一つの方法です。