強みを言語化できている人は実際に強い
強みを言語化できている人は実際に強い
面接でよく聞かれる質問にもかかわらず、なかなか上手く答えられない質問として「あなたの強みは何ですか?」というのがあります。
いきなりそんなこと言われても簡単に出てこないし、それなりに得意というか好きなことはあるけど、それを「強み」だなんて言うと、なんだか自信満々の自惚れ屋さんみたいになってしまうし、ちょっと困ってしまう質問なのです。
なんなら意地悪な質問だと思う人さえいます。
でもこれってなにかを売り込む時は絶対に必要なことなんですね。
このボールペンを売りたいと思ったら、書きやすいのか、軽いのか、丈夫なのか、オシャレなのか、安いのか、疲れないのか、消せるのか、なんでもいいけど、他と差別化される強みがあるはずで、無ければならないのです。
それがなぜか自分のことになるとニントモカントモいかなくなるのですから、そんな人が多い世の中の逆をいって、ここはチャンスと思って強みを言語化してみましょう。
必ずキャリアアップにプラスになります。
強みを言語化できる人は客観視点がある
強みを言えると言うことは、自分を客観的に見ることが出来ます。
これはそのスキルそのものが強みとなり得るくらい重要なものです。
自分のことって誰よりも知っているようで実は分かっていないことがたくさんあります。
論理的だと思っていても、意外とイライラして感情的な人がいます。
コミュニケーションスキルが高いと言いながら、いつもしかめっ面の人もいます。
強みを自分自身を表すのではなく、自分のなりたい願望で言ってしまう人がいて、そのギャップに笑ってしまうことさえあります。
バシッと強みを言える人は客観視点を持っていて、落ち着きと自信が感じられます。
強みを言語化できる人はやるべきことを知っている
強みがわかると言うことは、弱みも分かっています。
自分がなにで役に立てて、どこが人の力を借りないといけないか知っています。
伸ばすべき能力も、足りてない能力も分かっているので、ポイントを絞って学ぶことができます。
効率良く自分を強化していきます。
仕事でもこの領域なら自分に任せろというテリトリーを持っているので強いのです。
強みを知っているから強くなれるのです。
そして言語化しているから、自分だけが知っているのではなくて、周りからアイツはあの道ではプロだからとみんなが同じ言語で会話して広めてくれるのです。
でも強みなんてそんなにないですよね?
私はかつて、強みを絞りだそうと考えて考えて考え抜いた結果、「早起きと読書量」という小学生みたいな強みに落ち着いたことがあります。
それくらい強みってないんです。
そこそこ得意ではダメで、少なくとも自分の周りにいる人の中で一番というくらいでないといけません。
このとき強みを見つけるコツがあります。
弱みの裏返しというものです。
例えばあなたの弱みが「引っ込み思案で人見知り」だとします。
これを「冷静沈着で1人でも集中できる」という風に裏返します。
「飽きっぽくて、怠け者」だとしたら「好奇心旺盛だが、焦らず行動できる」という風に裏返します。
ここで性格を言うと特徴にしかならないので、確実に強みと言える言葉に変換するのがポイントです。
そして絶対に間違えてはいけないのは、嘘をつくことです。
英語が苦手を裏返して、TOEIC900点ですと言ってはいけません。これは経歴詐称です。
でも「計画性がない」というのを「即実行に移す瞬発力」というのは詐称にはなりません。
誇張にはなるし、自分の言葉として乗ってこないことはありますが、言い続けてモノにしましょう。
モノにならなければそれは強みではないので、別の強みを探しましょう。
まとめ
強みを言語化できる人はいろんなことをよく見て、考えて、そこからアウトプットしていますね。
ですから、強みの言語化をすることはそれだけで終わらない複数の付随効果があるのです。
皆さんも是非、ご自身の強みを言語化してみてください。
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