笑える失敗談は人生を救う
笑える失敗談は人生を救う
仕事でも夫婦関係でもいきていく上でいろんな難しさがありますよね。
なんでもかんでも上手くいくという素晴らしい人もたまにいますが天性の明るさというか、きっと戦争が起きても笑ってるんだろうなって人はいます。
自分はとてとそんなタイプじゃないし、どちらかと言うと不器用で、なかなか思い通りにはいかなくて、むず痒い毎日という感じです。
きっとそんな大多数の人の方が多くて、同じお悩みを抱える皆さんにこれは最強の武器といえるモノが一つありますので、是非ともご紹介したいのです。
それは「笑える失敗談」です。
なぜ笑える失敗談は最強か?
人はみんな失敗を繰り返しながら生きているのですが、なんとなくカッチョ悪くてそれを言えないんですよね。
でも人の失敗って、かわいそうと思いつつも共感する部分もあって笑ってしまうことがあるのも事実なんです。
そこの心理を紐解くと、少なからずザマアミロみたいな人の不幸は蜜の味的感覚はあるのですが、概ね笑っちゃダメだけど笑ってしまう哀愁というか人の可笑しみみたいなものに共感するものがあるんですよね。
そうなると、本来は失敗なのでだめなことのはずなんですけど、それを上手に変換することで武器に出来るというとてつもない可能性を秘めたものなんです。
失敗しても、それが武器になるとしたらそれはもう最強としか言えません。
失敗談を笑いに変える技術を磨け!
失敗は笑ってはいけないものとして共通理解されています。基本的には。
でも笑っちゃう失敗っていっぱいあります。
ともすればほとんどの失敗が笑っちゃうようなもんです。
つまり、自分からこの失敗の話は笑っていいんですよ、笑われても怒りませんよ、傷つきませんよという説明の技術があると聞く方が楽になり、気を使うことなく笑えます。
どうすれば良いかというと単に失敗の話をするだけではだめですよね。
失敗しました、それでどうしてほしいのかを言葉と表情と態度で表現するんです。
慰めてほしいのか
頑張りを褒めてほしいのか
泣いてほしいのか
黙って聞いてほしいのか
いいえ、一緒に笑い飛ばしていいんですよという発信ができる人はマジ強いです。
言葉で「みんな、笑ってー」いいながら、顔が大泣きしてる人いますけど、この手の自虐はもはやホラーなので、自分の中で腹落ちさせるというかなり高度な技術がいるのは確かです。
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他にも必要な技術があります。
仕事の失敗談は笑えないものが多い
「いやぁ、昨日のタクシーの運転手が外国出身の人で、道間違えちゃったから遅刻したんだよねー。お客さんカンカンに怒ってましたよー、ハハハァ」
こんな話は誰も笑いません。
これは単なるその人の大失敗の話しで、なんなら会社として大切なお客さんを怒らせているので、笑えない話です。損失を出しているのに笑えるわけがないのです。
それを気付かずに笑っているなんてとんでもないダメなやつです。たとえタクシーの運転手が道を間違えてたとしても、時間通りに到着するように計算して前もって家を出なかったその人の責任問題です。笑える話ではありません。
「いやぁ昨日の行きのタクシーで道知らない外国出身の運転手さんで、ずっと後ろから俺が道案内してたんだよね。それで帰りのタクシーも別の人だけど外国出身の運転手さんだったから道の指示しまくっちゃって、降りるとき " 私、この辺出身なんで道分かりますよ (^ ^)" って優しく言われちゃったんだよー。もうバリ恥ずかったわー」
こんな風に自分の失敗で、誰も傷つけない話が笑える失敗談です。話す本人も傷つくほどの失敗ではないし、仕事にもなんの影響もありません。こうして周りの人に気を使わせないように仕上げることが笑える失敗談のポイントでもあります。
大事なので繰り返しますが、仕事の失敗談は仕事に影響しない領域で起きたハプニング的な話をするのが大事ですね。
もちろん誇張しすぎて、本当ではない話を作るのはダメです。あとで自分が忘れた頃に他の人に言われてアレッてリアクションしてたら、こいつ嘘つきだなとバレます。
プライベートの失敗談は家族を守るのが鉄則
プライベートの失敗談についても考えてみましょう。
「幼稚園の発表会で、息子が登場するときに緊張しすぎて、ステージですっ転んだんですよー。ガハハー」
とやると、その場でサクッと微笑ましい笑いは起きますが、どこかで悲しい気持ちにもなります。
一生懸命やっている中で起きた失敗って笑えるんです。お笑いは緊張と緩和のギャップのなかに生まれるというのは明石家さんまさんが良くする話です。
お葬式でお経をあげるお坊さんのカツラがズレるコントが面白いのはそういうロジックです。
でも、実生活の中で一生懸命緊張している場面で起きた失敗を笑うのは、自分のことだけにするべきです。
身内や友達の失敗を笑うのは家族としては愛が足りない感じがします。たとえ小さな子供でもプライドがあるし、褒めて伸ばしてあげたいです。
上級者なら失敗しても本人が傷つかないように笑いに変えてフォローするなんて技術のある人もいますけど、プロの芸人でも難しいことなので、勘違いはやめましょう。
「愛のあるいじり」と「自己満足のイジメ」を履き違えるなと西野亮廣さんが言ってましたが、失敗をいじるのは相当と信頼関係があってからですね。
子供の失敗も2人きりのときならいいと思います。転んだ息子を大笑いして、直後にもっと派手に転んでみせて、逆に笑われるというパッケージならアリだと思います。
でも基本的には家族は守ることをルールにして、失敗談を笑いにしてほしいです。
失敗談は成功の元は真実
私はブログを書いていますが、確実に成功の話より、失敗の話の方がリアクションはいいです。
断捨離でソファ捨てて後悔した話なんてめちゃめちゃアクセス伸びました。これはタイトルでアクセスが増えているので、つまりザマアミロ感が強いのですが、タイトル的だけでもクスッと笑える失敗談レベルの記事とわかります。
これって控えめに言って最高のブログの効果で、失敗すればするほど興味持ってもらえる記事が書けるのです。
自分の中で恥ずかしいはずのことを、むき出しにするプライド捨てやすい効果もあります。
ですから失敗は成功の元という言葉のまんまで、芸人にとっての「ネタになる」経験値なんです。ブロガーって芸人だったのですね。
恐れずチャレンジしろ! どんどん強くなるゾ!
失敗談を笑いに変える技術さえあれば無敵です。
成功か成功のどちらかしかないということです。マリオのスター状態です。
チャレンジが怖くなくなるし、失敗も嬉しくなるし、何があってもずっと楽しい人生になります。
まとめ
人志松本のすべらない話なんかは本当に勉強になりますよ。
単に笑ってみてるだけじゃなくて、芸人さんの話す話題のチョイス、言葉の選び方、表情、語気、どれをとってもプロです。
これこそ笑える失敗談の究極の形です。
コミュニケーションの教材としてぜひ。
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