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なぜ年収高い方が家事育児してる問題

年収高い方が家事育児してる問題

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共働きで年収が低い方、つまりほぼ奥さんの方が家事育児をやるべき、というより実際にそうやっているという問題で賛否両論話題になっているようです。

 

女性からは奥さんを支持するコメントが増えるし、男性からはその逆になるのでこの議論は終わりません。

 

で、我が家ですが奥さんは専業主婦なので必然的に私が年収高い方なのですが、完全に私の方が家事やってるんですね。

 

どういうことでそんなことになるのか誰得感満載ですがご紹介してみたいと思います。

 

出産直後に変化した生活

 

結婚した当初は共働きだったので、ほぼ家事は分担していました。

 

私は料理もするし、奥さんは運転もします。

 

お互いに得意不得意はあるものの、出来ないことはないので、どちらかに頼るということはほとんどない、それぞれが自立した緊張感のある夫婦でした。

 

その後、子供が生まれるとなって奥さんは会社の都合で辞めざるをえなかったのですが、出産という大仕事を控えて、あらゆる家事は出来る限り私がやるようになりました。

 

このちょっと前から家計も完全に奥さんがコントロールするスタイルに変更したので、私は何か自由に出来ることは全くない暮らしになりました。

 

まあでもこの奥さんと子供を持って暮らしていきたいというのが私の一番の希望だったのですから、2人で力を合わせていくことになんら反対はありません。

 

朝ごはんを作り、洗濯をし、洗い物をして、ゴミを出して、出勤します。

 

帰ってからは食事を作り、洗濯物をたたみ、洗い物をして、風呂を磨きます。

 

まぁこれも子供が無事に産まれてくれれば安いものだとなんでも全てこなしてきました。

 

出産後訪れる乳児期の大変な子育て

 

お腹が大きなうちが大変なのかなと思い込んでいた私は、子供が生まれてからの方がよっぽど大変だということを後から知ります。

 

なんて無知なんだと笑われてしまいますが、子供に朝も夜もないので、泣きっぱなし、グズリッぱなしでお母さんの休む日は本当に1秒もありません。

 

私は朝晩の家事に加えて、土日はフルパワーで子供のワンオペ育児をやりました。土日はママは全力で休みです。

 

そうでもしないと奥さんは気が狂ってしまうだろうと思ったからです。

 

それでもパパのワンオペはかなり難易度が高く、子供からしたら怖く怖くて仕方ないのでしょう。

 

いつもの倍かそれ以上に泣き叫んで、日頃仕事でクタクタの土日には堪えました。でも私は乳幼児期こそ子供と正面から向き合って全力で育児をやりたかったのです。

 

だんだんと大きくなる子供と奥さんの変化

 

子供が大きくなるに連れて、自分で食べるようになり、着替えるようになり、話すようになり、考えるようになります。

 

2人目ももうすぐ小学生という年齢になると、もはや乳幼児期は思い出です。

 

この辺になると奥さんの考えにも変化が出てきます。

 

これまで土日ワンオペでパパが子供を連れてどこかに遊びに行くということをやっていて、ママのお休みにとやってきた行動が裏目にでます。

 

「忘れてるかもしれないけど、私も家族なんだからね!」と怒り始めるのです。

 

子供に手がかからなくなると、今度は奥さんの要求はエスカレートするのです。どんな人でもそうなるのです。

 

ですから買い物についてくるとか、奥さんの行きたいとこに連れていくとかいう土日になっていきます。

 

今度は子供たちが退屈するので、バランスよくやらないといけません。

 

最初の妊娠期に家計を奥さんがコントロールするシステムにして以来、つまり20代のころからお小遣い2万円据え置き生活なので、子どもを遊びに連れていくのはなんとかなるものの、奥さんもランチについてくるとかなると、もはや職場の宴会などはことごとく断らないと成立しなくなります。

 

実はそこそこ立場があがっているパパ

 

若かりしDINKS時代から10年、子どもたちだけが大きくなってみえますが、実はこっそりパパも職場で立場があがり、それなりに後輩の面倒をみたり、経営層との付き合いが出てきたりします。

 

ところが奥さんからしたら、今なお特に何もできないパパの記憶のままなので、ママの機嫌の赴くままにあれこれ命令をされてはワォ! と目を丸くする生活です。

 

嫁の尻に敷かれて情けないとディスる人へ

 

私の職場は100年の大企業なので、50代のおじさんたちで仕事が決まる、完全にバブル期のままの年功序列、終身雇用企業です。

 

転勤だらけて多くの管理職が単身赴任当たり前です。毎日飲み歩いて、土日はゴルフと車の改造という人たちばかりです。

 

後輩は一歳でもしたなら子分同然、嫁さんなんて家政婦でしかないという化石のようなおじさんたちの集合体です。

 

そんな人からは私は本当に情けないダメなやつだと平気でディスられますが、テヘペロ顔しながら、可哀想な奴らめと心でニヤニヤしています。

 

圧倒的に自分の方が未来のマインドを手に入れている自信があるからです。

 

まとめ

 

年収低い方が家事すべき問題は、終わらない議論になるので、それぞれのご家庭でしっかり話し合ってくださいということにしかなりません。

 

我が家のように乳幼児期の暮らしに慣れすぎて、何でもかんでもパパに命令すればなんとかなると思い込んでるママの場合、年収高い方が家事するねじれ現象が起きます。

 

これを損得で考えると、どうやってもストレスになってしまいます。

 

このストレスに耐えられない人は離婚も選択肢に入れて話し合いをすべきでしょう。苦しみながら暮らすほうが子供にとっても良くない場合があります。

 

私は損得で物事を考えないので、幸不幸が基準となっています。

 

今の暮らしは幸福なので、特に言うことはありません。

 

自分の好きな人が喜んでくれているので、幸福です。

 

自分も生きるためのスキルがたぶん平均的な同世代の男性よりも圧倒的に高いので、その部分においては満足度も高いです。

 

いろんな家族の形があっていいし、どれが正解もないのですが、少なくとも自分は相手を幸福にすることが自分の幸せだし、これからもそうでありたいと思っています。

 

年収高い方が家事やってるって状態がカッコいいという価値観がスタンダードになる日はもうすぐそこにきていると思います。

 

 

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