やりたいことがないあなたへ 別になくてもいいんですよ
やりたいことがないあなたへ 別になくてもいいんですよ
やりたいことがたくさんあって、その夢に向かっている!
やりたいことがあるんだけど、今はお金や時間の問題で出来ない、でも諦めない!
やりたいことがあるけど、もうどうやっても出来そうにない、絶望だー!
どんな人でもこんな気持ちになることってありますよね。
でも実はこの中にも入らない人もいるんです。
やりたいことがない、考えぬいても思いつかない、これでいいのか。
そうです、やりたいことがどうしてもできない人さえも羨ましい、やりたいことがない人たちです。
そんな人に知ってほしい思考法があります。
それは「求められることの中でやりたいことをやればいい」「求められることをやるプロになればいい」です。
やりたいことがないことは悪いことでも変なことでもない
進路相談でも、就職面接でも、なんやかんや「夢語れ!」みたいな圧力ありますよね。
そういうパッションに溢れた人を好きな人って多いです。
そんなセルフスターターの人の方が評価しやすいし、相手するほうは楽という事実もあります。
でも実社会に出たら、意外とあれやりたいこれやりたいという人から苦しんでいる現実もあります。
あれはダメだこれはダメだと潰されて、あれしろこれしろと命令を聞かざるを得ない環境の人は多いです。
そんな中で特にやりたいことがない人は、とても忠実に良い働きをします。
組織にとっては都合の良い人なのですが、本人はやりたいことがないので、与えられたことをするのに抵抗感が少ないです。
なんなら指示されないと行動しにくいくらいです。
「指示待ち人間はダメだ! 自分で考えて行動せよ!」なんて言葉も昔からよく聞きますが、本当に考えて行動したら怒り出す人ほどよくいうセリフであります。
考えて指示されるようなことをせよという意味だからです。考えてやりたいことをやってはいけないのです。
世の中で求められることは沢山あって、やりたいことが出来る人など限られているので、求めらることをやれることは能力です。
やりたいことがないことを気にしたり、変わっているのかななんて悩む必要はないのです。
それでも何かやりたいことを見つけたいあなたへ
「何かやりたいことがある」という状況やマインドに憧れているあなたにはぴったりの方法があります。
それは求められることの中で一番これなら楽しいかなということを「やりたいこと」にするのです。
掃除でも洗濯でもいいのです。コピーでもファイリングでもいいです。
求められることは何かしらあるので、それをリストアップして、これをやりたいことにすると決めましょう。
そうすることで、掃除のプロ、洗濯のプロ、コピーのプロ、ファイリングのプロになれます。
プロになるとやりたいことのプロであるという自信が生まれて、無用な悩みは消えます。
プロは人から頼られるようになるので、価値ある人になれますし、信用も稼ぐことができます。
ノーストレスでやりたいことを実現している無敵状態になれるのです。
おめでとうございます。
私はやりたいことがないと思い込んでいた
私もある時期にやりたいことないんだよなと悩んだ時期がありました。
やりたいことがある人はいいなと思っていました。
でも間違っていて、完全に「お金がないから」やりたいことがないと言っていたのです。
お金さえあればもっとやれることは増えるし、お金さえあればやりたいことの想像も膨らんでいたのです。
私は自分に稼ぐ力がないことを認めたくなくて、逃げていました。
そこで、もし今、6億円持っているとして、どうしますか? と自分に問い合わせてみました。
子供の遊びみたいですよね。100万円拾ったらどうするみたいな。
でも6億円というのはこれから今の仕事を死ぬまで続けても手に入らないであろう額だったので、まずは働くことをやめてみるという考えになりました。
すると時間がすべて自分のものになります。すべての自分の時間を手にして6億円あったら、私は今の仕事を辞めるという判断をすることがわかりました。
つまり、ほかにやりたいことがあったのです。
やりたいことがないのではなく、出来もしないやりたいことを考えることをサボっていたのです。
やりたいことがないのが強みにもなる
アホか! と言われそうですが、自分でやりたいことを発信することが得意な人がいるように、求められることを忠実にこなすことが得意な人はいます。
私のように本当はやりたいことがあるけど、やりたいことがないかのように逃げているタイプの方にはおススメできないですが、そういう人はいます。
例えば本当にとてもとても裕福な環境に生まれてしまって、お金でなんとかなることは努力なく手に入る人がいます。
他にも才能に満ち溢れ過ぎていて、何やっても余裕ででき過ぎてしまうので、どうしていいかわからないという人です。
まぁ大抵はそんなすごい人ではなくて、ふつうに何もやりたいことがないというだけの人です。
そもそもの性格で控えめなタイプで、誰かの要求に応えることが快適な人です。その人自身が実感しにくいのですが、言われたことをやるというのが、本当に心からやりたいことという人です。
サービス業にはそういう人が多いです。ボランティアの方もそうです。
それをやりたいことと自覚していないけど、実はやりたいことをすでにやっているパターンです。
やっていることが疲れないことならやりたいことかもしれません
人はかなりの確率で自分の特徴や長所を正確に把握できていません。
なぜなら当たり前と思い込んで来たことや、再認識するまでもなくずっとそうであったことが実は一番の強みや特徴になるからです。
背が高いひとは自分の見えている世界がみんな同じと思っていますが、そんなはずがありません。
視力のいい人はみんな見えていると思っていますがそんなはずがありません。
寝なくても平気な人、同じものばかり食べて平気な人、本ばっかり読む人、ゲームばっかりする人、スマホばっかり触る人。。。
いろんな人がいますが、当たり前にできて疲れないことが、他の人にはとてもできないこともあります。
得意なことと好きなことは違うという考えもありますが、やりたいことが何にもないという人は、得意なことさえも体感したことがないことがあります。
自分はこれが得意なのかと意識するだけで、やりたいことにみえてくる、やりたいことにもなり得る可能性があります。
まとめ
やりたいことがない人は、気づいてないことがほとんどです。
私のように逃げている人もいます。
そしてそのどれでもなくて、本当にやりたいことがない人もいます。
それでいいんです。
世の中みんながやりたいことがある人だったら、エネルギーに満ち溢れた元気なニッポンになるとも限りません。
やりたいことがない自分でいいんだと言えるニッポンなら、みんなのストレスがちょっと減って、いい国になるのではないかなと考えたりしています。