男の子にひらがなを覚えさせる最強の方法は、古いけど結局いぬぼうかるた。
男の子にひらがなを覚えさせる最強の方法は、古いけど結局いぬぼうかるた。
小学校に入る前までに、一応なりともひらがなが読めるくらいにはなっておいたほうがいいと思っていて、そこまでは家庭学習でなんとかしようとジタバタいろいろやってみました。
今年3年生のお姉ちゃんのときは、風呂に貼る50音シートみたいなので覚えました。
でも弟は風呂でおねえちゃんと遊んでしまうので、ひらがなを覚えるどころではありません。
なぞって書く何とかとか、学研の書き方のとかワークもいろいろ試してみましたがどれも続きませんでした。
そんな弟くんが、幼稚園年中のうちにひらがなを完全に認識できるようになったのは、いぬぼうかるたによるものです。
そう、あの犬も歩けば棒にあたるというあれです。
トランプから始まってカードゲームに凄まじい興味を示したので、小学生のお姉ちゃんを交えてのカルタ大会をやったところ、あっという間にひらがなを覚えてしまいました。
男の子らしい競争による学びに効果があって、親ながら見ていておもしろいなぁと思ったものです。
そのままついには犬棒カルタの読み札もすべて暗記してしまいました。
年中で「われなべにとじぶた」なんていわれても困ってしまいますが、古典的なコトバを知っているというのは、思考形成にも役立つでしょうし、なんだかクスッと笑ってしまって面白いです。
それからというもの、ひらがなが読めるようになってからは、どんどん自分で本も読むようになりました。
寝る前に毎日本の読み聞かせはしていますが、やはり聞くのと読むのでは大きく違っているようで、自力で読み始めるようになるまでは時間がかかりました。
今でも読んでもらうほうが楽みたいで、読んで読んでといってきます。
でも一人のときはマンガでも図鑑でも新聞でも自分で読んでいるみたいです。
そうなると絵本や学習マンガが効いて、ひらがなが読めるようになったのかなとも思いましたが、本人に聞いてみたところやはり犬棒かるたでひらがな慣れしたのが一番効いたようです。
実はこの犬棒かるたはお姉ちゃんのときにあまりにも使えなくて、お蔵入りしたくらいのアイテムなのです。
そのときは弟もいないので競争相手がいないこともありましたし、自分もこんな古臭い絵柄のものではなくて、もっとマンガみたいなカルタがいいのかなとか思ったものです。
それが結局今ではおねえちゃんも一緒になってカルタ大会が行われるわけなので、分からないものです。
兄弟の構成や、そのときの気分によって、何が合うのかというのはこれからも予測不能でしょう。
どんなときでも、いくつかのオプションを提案して、ガイドできる親でありたいものです。
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