メルカリでマーケット思考を手に入れろ!
メルカリでマーケット思考を手に入れろ!
メルカリというフリマアプリがあります。
断捨離ブームも手伝って家の中の不要なものがお金に変わる神アプリとして爆発的に利用者が伸びました。
スマホネイティブの若い人を中心に、整理整頓したい奥様層まで幅広く利用され、最近ではお年寄りも楽しんでいるらしいです。
その中でオジサン層はまだまだ利用している人は少ないようで、40代後半以降の男性はよくわからないと思っている感じがします。
タイトルの通りメルカリは単なる嫁はんの余計な服を減らす道具ではなく、自分の頭で考える思考再起動ツールであることを書いていきます。
メルカリヘビーユーザーは買い方を変えている
多くのメルカリユーザーのメルカリとの出会いは家にあるいらなくなったものをお小遣い程度でいいから現金化したい、ほしいものを中古でいいから安く買いたいというようなところからだと思います。
そして「え? こんなのも売れるの?」と驚きの体験が続いて、徐々にメルカリが日常になっていったものと思われます。
そして最近の学生さんや20代の若い人たちはそもそもメルカリを「フリーマーケットのウェブ版」とは考えていません。
メルカリを「シェア倉庫」として考えています。つまり有料のレンタルサービスという概念で使っているのです。
実際にメルカリの運営がレンタルサービスと銘打ってないのでここではあくまで概念としてシェア倉庫として説明します。
詳しく説明しますと、メルカリネイティブ世代はモノを買う際に次に売ることを計算して買うということです。
例えばカバン一つ買うとして、1万円のカバンと5万円のカバンがあります。
ビフォーメルカリ世代は「5万円高いなぁ、1万円のにしとこ」となります。
アフターメルカリ世代は「5万円のカバンが4万円以上で売れたら1万円のカバンより安いな」となります。
ライフタイムトータルで総額がいくらになるのかという思考を家や車だけでなく、日常の買い物に持ち込んでいるのがメルカリネイティブなのです。
消費の買い物と投資の買い物
ビフォーメルカリ世代にとって日常の買い物は基本的には消費でした。
分けるとしても消費か浪費か。
アフターメルカリ世代は基本的に買い物は投資です。
でももちろん後々高値で売れるかどうかだけで買い付けするような掘り出し物バイヤーみたいなことではなくて、日常の自分の欲しいものを買うときにその思考を持ち合わせているということです。
40代の人でもエアマックスやリーバイスジーンズでプレミアム価格で話題になった学生時代があったはずです。
あの頃実際にプレ値がついた何かを持っていても、現金化する方法は限られていましたので、あくまでも優越感に浸るくらいしか出来ませんでした。
それが今では誰でも個人商店としてのメルカリを運営出来て、実質自分のクローゼットをシェア倉庫の一部として使うことができるのです。
メルカリでマーケット思考を手に入れろ!
そうは言っても高値で買った商品が高額で再販出来る保証はありません。あくまでも買い手あっての売買です。
ですからこれからの時代は個人のセンス、目利きが勝負を分けることになります。
最高にオシャレな格好をしている人が、毎日次々と違う洋服を着ているとして、それが本当に良いものならば買った値段以上の値段で売れる訳で、ただというか、人によっては利益の出る人もいるでしょう。
オシャレを楽しむことがそもそも収入になるということです。もちろんマネタイズのタイミングや場所をズラして、インスタやブログでコーディネートを紹介してアクセスで稼ぐ方法もあります。
とにかくマーケット思考を磨きに磨いた人はメルカリを単なる不用品処理装置として使わずに、自分のセンスを換金する装置として使うのです。
まだメルカリに触れていないオジサンたちはすぐにやってみることです。新しい思考の訓練と思って家の不用品の整理から始めれば家族からも喜ばれます。
本当にメルカリでモノは売れるのか?
私の経験ではブランドモノのスーツケースが購入価格よりも高額で売れたことがあります。
かさばるスーツケースはあまりお店でたくさん売っていません。しかもノーブランドでもそこそこ高いです。
それならメルカリで買って、メルカリで売れば良いものを安く使えるとなったユーザーさんがいたのだと思います。
また私は本をよく読みます。でも毎週買っているとそこそこの出費ですし、うちにも積み上がってきます。
ブックオフに売りに行くには重い荷物を持って出かけて、まさかの一冊10円とか信じられない値段をつけられてイライラしながら帰ることになります。
これがメルカリだとベストセラーの新刊なら定価に近い値段で売れます。1500円の本を発売日に買って翌週売れば1300円で売れます。
手数料と送料を引いても900円くらいは残ります。新刊を600円で読めたことになります。文庫本価格です。
こういうモノとお金の回し方をしていくとライフスタイルの満足度があがります。
ぶっちゃけメルカリの発送はめんどくさい
40代以降のオジサン達にとって、一番のネックはメルカリみたいなチマチマしたことやっとられへんわというプライドとの戦いです。
奥さんに命令してたらなんとか生きてこれた世代の人たちには、工夫次第で楽しく生きれる今の時代は苦しいと思います。
私のように嫁さんの命令に従って生きてきた30代はなんでもやれます。
丁寧に写真を撮って、紹介文買いて、値切り交渉をやりあって、丁寧に梱包して、速やかに発送するところまでいくらでもやります。
それを楽しむ思考があります。
メルカリネイティブはそれがデフォルトでインストールされているので、大変とか工夫がいるとか感じません。
アフターメルカリ世代はそんなゴチャゴチャしたもんは嫁がやっとけ! と何もかも奥さんに頼って生きてきたので動きが鈍いです。
でもまだまだ間に合います。
今、変われる人は伸びます。
仕事も人生も時代の流れに波乗りしたもん勝ちです。
私もメルカリあるあるの「50人に1人くらいの割合で変な奴にあたる」経験を数回して、嫌になったこともありますが、メルカリのおかげで考える幅は広がりました。
損することはそうないので、やってみましょう。
まとめ
思考停止オジサンがダメだと言いたいのではなくて、シンプルにチャンスですよという話です。
漫然と生きてきたオジサンサラリーマンはメルカリでもインスタでもツイッターでもなんでもいいけど、やってこなかったデジタルツールにガリガリに触れることで脳みそアップデートできますよとうことです。
特に結果がすぐに出るのでメルカリをオススメしました。
終わり